樹木の剪定

夏剪定
サツキやツツジの終わる6月ごろに、伸びすぎてしまった枝を中心に剪定します。
日当たりの改善と、夏までに活発になってくる害虫予防にもなります。
また、バランスの良くない枝はこの時期に落としておくと、台風対策にもなります。
 
冬剪定
植物の休眠時期に、春に備えて剪定します。樹形を整える目的で、夏に比べると大きく剪定します。
落葉樹や耐寒性のある常緑針葉樹については、冬剪定が基本です。
 
剪定の種類
 
透かし剪定
伸びすぎたり混みすぎたりしている枝を適度に透かす剪定方法です。
枝の密度を適度にすることで、日当たりや風通しが改善できて、樹形を良くすることが出来ます。
大きくなり過ぎた樹木を小さくすることを目的とした強剪定と、枝先の不要な枝をおとす弱剪定があります。
 
切り戻し
枝を半分~三分の一あたりで剪定し、樹幹を保つ方法。むやみに切ると、切り落とした枝から細かい枝がたくさん出て、樹形を乱すことにも。
 
刈り込み・刈り上げ
生垣やトピアリーなどで伸びてきた枝を途中から刈る方法。形を保つことが目的で、そんなに難しくありません。全体を均一に刈り込みます
  1. 刈り込み後のサイズをイメージする
  2. イメージに近づけるように剪定していく
  3. 表面に枝の切断部が出る場合は少し深いところで枝を切る
  4. 完成!表面が密になり、見栄えもよくなります

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