「蜜蜂と遠雷」
俺はまだ、神に愛されているだろうか?
ピアノコンクールを舞台に、人間の才能と運命、そして音楽を描き切った青春群像小説。
3年ごとに開催される芳ヶ江国際ピアノコンクール。
「ここを制した者は世界最高峰のS国際ピアノコンクールで優勝する」ジンクスがあり近年、覇者である新たな才能の出現は音楽界の事件となっていた。
養蜂家の父とともに各地を転々とし自宅にピアノを持たない少年・風間塵16歳。
かつて天才少女として国内外のジュニアコンクールを制覇しCDデビューもしながら13歳のときの母の突然の死去以来、長らくピアノが弾けなかった栄伝亜夜20歳。
音大出身だが今は楽器店勤務のサラリーマンでコンクール年齢制限ギリギリの高島明石28歳。
彼ら以外にも数多の天才たちが繰り広げる競争という名の自らとの闘い。
第1次から3次予選そして本選を勝ち抜き優勝するのは誰なのか?
---- Kindleストアより ----
映画「蜜蜂と遠雷」
「文字から音が聴こえてくる」とまで形容される圧倒的な音楽描写ゆえに映像化不可能と目された原作に果敢に挑んだのは、長編デビュー作「愚行録」(17)で新人離れした堅牢な演出が絶賛された石川慶。
荒ぶる馬と降り注ぐ驟雨の幻想的なイメージは、不穏さをかき立ててやまない。
石川慶は、原作の武器である言葉ではなく、映像と音響という映画独自の特性を最大限に活用することで、全く異なった、ある意味では原作を凌駕する地平へとたどり着くことが出来た。
この映画で鳴り響く、典雅でロマンティシズムに満ちたピアノの音色は、見終えた後もずっと永く耳に残ることになる。
---- 映画評論(高崎俊夫) ----
「蜜蜂と遠雷」
コロナ過の始まる前の年(2019年)の冬の初め、TOHOシネマズ日比谷 で見てきました。
今回Net配信で再鑑賞。 やっぱりクラシックって良いな(^^♪
上左:河村尚子さん、上右:福間洸太朗さん、下左:金子三勇士さん、下右:藤田真央さん
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