2021-09-13 9月の天体ショー 天体&芸能 天体ショー 月と木星・土星の接近 2021年の木星は8月~12月ごろに観察シーズンを迎えます。 マイナス2等級ととても明るいのでよく目立ち、街中でも簡単に見つけられます。初秋から冬が見ごろです。 木星を双眼鏡で観察すると、木星の周りを巡る4つのガリレオ衛星が見えます。 日々並び方が変化する様子は見ものです。 天体望遠鏡を使うと木星表面の縞模様や大赤斑も観察でき、さらに面白くなります。 また、秋には土星も見ごろです。 間隔はやや開いていますが、明るい2惑星(木星・土星)が並んでいる光景が楽しめるでしょう。 9月16日(木)から18日(土)には、土星と木星の下を月が通過していきます。 月は17日(金)夜には土星に、18日(土)夜には木星に最接近するため、晴れた際には夜空を見上げてみてください。 15日~19日 19時頃の南~南東の空(東京) 9月18日の夕方から19日の未明、月齢11から12の明るい月と木星が接近する。 9月18日 18:44 2021年の木星は8月中旬まで「みずがめ座」にあり、8月中旬から12月中旬まで「やぎ座」にあります。 8月中旬 23時 東京 9月中旬 22時 東京 10月中旬 21時 東京 前回、8月20日から22日にかけての天体ショーについては https://sky7.hateblo.jp/entry/2021/08/19/131334 をご覧ください。 次回、10月15日の夕方から16日の未明、月齢9の上弦過ぎの月と木星が接近して見える。