剪定(ヤマブキ・コデマリ)

「ヤマブキの剪定」
ヤマブキは4月から5月にたくさんの花を咲かせる落葉樹で、一般家庭であれば樹高が1m~2mほどの落葉低木になります。

ヤマブキの強剪定は花後すぐが良い。  遅くても6月までに剪定
花後に強剪定をしておけば、よほど運が悪く無い限りは翌年にはまた元気になるでしょう。
ヤマブキは大きくなって増えすぎても困りますし、大きくなると花付きが悪くなるので5年に1度は古い枝を株元から10cm程残して切る方が良いくらいです。

枝は地面から生えてくるので、古くなった枝は根元から10cmくらいを残して切り落としましょう。これによって余計な枝が減り、若い枝の生長が促されます。他にも、混んでいる部分の小さな枝や、枯れた枝は取り除きます。

秋に強剪定をすれば確実に翌年の花は咲きません。
ヤマブキの花芽は7月頃から9月頃に掛けて作られます。
花後に剪定せずに、秋になってから気になってバサバサ切ってしまうと翌年は花が大幅に減ったり、咲かない原因になります。

 

コデマリ
肥料の与え方
1~2月と、5~6月にゆっくりと効く油かすなどの有機質肥料や、緩効性化成肥料を与えます。育ち方が悪いときは、液体肥料で補いましょう。

コデマリ(小手毬)の剪定の時期と方法は?
5~6月に行います。秋に新しく伸びた枝に翌年花を付けるので、花が咲き終わったら早めに剪定をしましょう。
枝先を1/2~1/3ほど剪定し、風通しをよくしていきます。

細い枝や枯れた枝には花が咲かないので、根元から切り落としましょう。
株が古くなると花付きが悪くなるので、数年に1回落葉後に太くなった古い枝を株元から切り落とし、株を若返らせます。

開花時期の白い花は、アジサイのような形で、切り花にして飾ると美しいですよ。
また、秋に紅葉を楽しめることも魅力なので、庭木の1つにコデマリを加えてガーデニングを楽しんでくださいね。

葉っぱは、縁にギザギザがあり、くっきりとした葉脈が特徴です。秋には紅葉し、冬には葉を落として枯れます。